さっきヒカゲは光が嫌いとか言ってたから、火の光のほうなら大丈夫だろうとロウソクで明かりを照らすことにした
「……なんだ?」
ツンツンと服を引っ張られ何事かと、ヒカゲの方を向く
「…ありがと。」
「……っ。」
照れたのかお礼を言った後ぷいっと顔を背けた
「…ん。」
俺はヒカゲの頭を撫でる。
「くすぐったいってば!」
「はいはい。」
嫌がるくせに俺の手を払いのけようとしないヒカゲを見て、何と無く扱い方が分かったような気がした
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