あたしがそう言うとヒナタは何か考えた


「なら、ゲームするか?」



「ゲーム?」



「あぁ。これだ。」


先程ヒナタたちがやっていたのを指差した


「あたしその光が苦手だから嫌だ。」


「我儘だろ。そういえばお前、昔いた女の子と似てるな。」


「女の子?」


「あぁ。」


「へぇ、なんか面白そうな話。聞かせて。」


「駄目だ。誰にも言わないって約束したから。」


ヒナタは悲しそうな懐かしそうなそんな表情をした


「確かに約束は守らないといけないもんね。」


「お前でも約束守るのか?」


「うん。例えば…、あ。」


あたしは約束という言葉で今更大事なことを思い出した