ただ一人を除いて
「下界?」
「…おい、慎には言わない方がいい。」
「なんで?」
「口軽いから。」
「口軽くないから!誰にも言わないから!おしえて!俺だけ仲間外れはイヤ!」
「…だとよ。」
「そう?あたしは別に言ってもいいんだけど?」
「それだけはやめろ。お前、研究材料に使われるぞ?」
研究材料…
あたしは人間たちに解剖されるイメージを浮かべた
サーっと血の気が引く気がした
あたしは勢いよく首を横に振った
「いやいや!だったら、ヒナタにし分からなくてもいい!」
「えー…ずり。」
シンは残念そうに顔を浮かべた



