「なーなー、例の女の子見せて。」


「押し入れの中にいる。」


「あー、だから、さっき押し入れの中に入れるなって言ったんだな。」


慎は押し入れのところに行き、とってのところに手をかけて横にスライドさせようとした。


が、


「な、何これ。」


慎はなぜか必死にあげようとする。


けど、開けれない


「何してんだ?」


「開けない。」


「は?貸してみろ」


俺は慎と交代で開くことにした


けど、俺でも開くことはできなかった