HelloWeen.Kiss






ジュージュー


肉の焼く音があちこちで聞こえる


「で?何があったんだ?」



肉に次々と焼きながら慎は俺に聞いてくる


「変な女が俺ん家に居候を勝手に始めた」


「え?それ本当か?」


「あぁ。」


俺は烏龍茶を一口飲んだ


「慎、肉が焦げる」


「…え、ちょ、は?」


驚きながらも肉を手際良く焼いて行く


驚くか、肉を焼くかどっちかにしろって


「変な女って、ストーカーか?」


「違う。」


「痴女か?」


「違う。」


「どんな奴?」


「あー…、説明すんの面倒だから後で俺ん家に来い。ほら、肉焼けよ。」


「気になるじゃんかよー。昼飯とか大丈夫なのか?」


「大丈夫だと思う。あいつ今頃寝始めたから。起きるのは夕方くらいだろ。」


焼けたお肉を次々に口へとほおりこむ


「冷たっ!」


「まあ、死なないだろ」


「お前、鬼畜過ぎないか?」


「気のせい。」


「はーっ…」


慎は分かりやすく溜息をついた