「ほら、ここだ。」


スッと扉をヒナタは開ける


あたしはそこの中に逃げるように入り込んだ


そして強引に扉を閉めた


「ちょっ、おい!」


「おやすみなさい。」


あたしは勝手に話を終わらした


体を丸めてもう寝る体制に入った


(ここはジメジメしてないけど、光が入って来ないだけでもまだいい。)


あたしは今度こそ目を閉じて夢の中に入った