HelloWeen.Kiss






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「…はぁ、はぁ…」


「…ちょ、たた、タンマ…」


「あ…あたしも…」



あれから人間を起こしてそれから脅かそうと思ってもあたしたちは起こすことすらできなかった



「なんで、起きないの?」


「流石に帰りたくなくなったかも。こいつを起こしてから帰らないと俺のプライドが壊されそう。」


「あたしも。」


あたしたちは必死に起こそうとした。


けど、起きない。


帰る時間はもうすぐそこまで来ていた。


あと残り5分で出口に入らないと、下界に帰れない。


帰れなくなったら最後。


あたしたちは罰を下されてしまう。


けど、そんな事なんか頭に入ってないあたしたちは懸命に起こしてた。


そんな努力がかなったのかようやく起きた


「んー…。ふわぁ…よく寝た。」


「…ッ起きた!」


「なんか微妙なんだけど。」


「もう3時前か…。帰るの面倒だし、もうここでねよ……。……っ!」


人間はあたしたちをみると固まった


「Trick or treat。」



「……。」


「…あれ?怖くないの?じゃあ、これならどう?」


あたしはパチンと指を鳴らした。


ドドドド


「うがぁぁぁ!」


凄い地響きの後沢山のゾンビたちが地面から出てきた


「………」


これなら殆ど全員は驚くのに、その人間は表情一つも変えなかった。