天界は空気も綺麗で真っ白しかないところ
あたしたちがもっとも嫌う場所ナンバーワンに入ってるくらい嫌い。
「人間界の空気もあたしたちに合わないからなるべく早く帰りたい。」
「だな。ここは驚かすにはもってこいの世界。けど、長くはいられないな。」
メイの言葉に頷くあたし。
空気は汚くもないし綺麗でもない
けど、あたしたち下界の者にとっては住みにくい環境。
1年とかここにいたら確実に死には至る
持って一ヶ月くらい。
あたしは溜息がでた
「Trick or treat。」
不意に呪文みたいな言葉が聞こえた
「え?」
あたしは顔を咄嗟にあげた
そこには小さな男の子が一人であたしに手を向けた。
「だーかーら!Trick or treatだってば!おねーちゃん、お菓子ちょーだい!じゃないとイタズラするからなー!」
ガオー、とフウより可愛らしく吠えた
「……Trick or treat…って?何?」
「はー?そんなこともしらねーのか?Trick or treatっていうとお菓子をもらえるんだぜ!意味は『お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ』っていうんだ。」
お菓子を…くれなきゃ
イタズラしちゃう、ぞ?
「お菓子くれるのー?!それは面白そー!メイ、次はこれで脅かすよ!!」
「えー、俺人間界のお菓子より血がいいなー。特に可愛い女の子血が欲しいな。」
メイはあからさま嫌そうに顔をゆがませた



