「メイ、これからどうしよっか。」


「んー…、とりあえず寝床探そう。」


「そっか。」


あたしたちは寝床を探すことにした


あたしはホウキに横に座るようにして、空を飛ぶために呪文を唱えた


その横でメイはあたしを眺める


「呪文唱えなくちゃならないなんてめんどくさそう。よかった、ヴァンパイアで。」


メイは軽く地面を蹴ると宙に浮いた



それと同時にあたしも宙に浮いた


「そう?呪文は確かにめんどくさいけど魔法が使えるのよ?」


「へー。」


「もう。」


あたしたちはオレンジに染まる空へと飛んだ。