「おいおい。…ん?そういえばお前さっき友美っていう人に告られたとか言わなかったか?」
「…あぁ」
肯定すると慎が突然叫び出した
「あーー!なんで友美先輩をふったのかなー!あの先輩は俺ら2年の間でも、一個下の一年の間でも人気なんだぜ!?もったいねー…」
「あっそ。」
興味ない
どーでもいい。
つか、一個上だったんだな。
「その先輩に冷たくあしらうとか。ますますお前は嫌われ者だな。」
「あそ。」
1人嘆く慎を置いて先々行った
「はぁ…」
くそどーでもいい。
恋愛とかそういう感情は本当に興味ない
「…………。」
「……、……。」
突然どこからか声が聞こえた。
近くから聞こえるのにあたりを見回しても誰もいない。
いるのは後ろでまだ何か一人で話してる慎だけ。