「なぁ、柚。ギューッとしていいか?」 「うん、いいよ」 草平がギュッと、力強く私を抱きしめてくれる。 いつも近くにいた草平が、今はもっと近くに感じられて。 草平と想いが通じ合ったんだと、実感することができて、私……今最高に幸せだなぁって思うんだ。 「ほら、柚。手、貸せよ。一緒に帰んぞ」 「うん!」 大好きな草平と、手をつないで一緒に帰る。 隣には、大好きなアイツの笑顔があって……。 そんな草平の笑顔を見て、私もまた笑顔になる。