そしてついに、運命の放課後がやって来た。
「なぁ、柚。何だよ?話って」
草平が教室の自分の席に座りながら、私に聞いてくる。
草平ったら、のどが詰まりそうなくらい緊張してる人の気も知らないで、のんきにイチゴオーレなんか飲みやがって…!
まぁ、ストローで飲んでるそんな姿も可愛いんだけどさ。
今日の授業が全て終わり、帰りのホームルームも終わって、すでに1時間以上が経過。だから今、教室には私と草平しかいない。
教室の窓の向こうには、いつの間にかきれいな夕日が顔を覗かせていて。
草平にどう話そうかとあれこれ考えているうちに、こんなに時間が経ってしまった。



