気がつけば病院のベッドの上

すぐに看護師さんがきたけど、放心状態のまま

まるで自分を側からみつめているような感覚のまま

時が過ぎ、気づけば退院
『あの子のお父さん殺人者らしいよ』
『かわいそうにね』

同情の目と蔑みの目
親戚にたらい回しにされ、挙句の果てに虐待されて
施設いき。

周りと関わることをやめて、生きる希望を失った私に

手を差し伸べてくれたのが凛桜