世界で一番ソラに恋した。



「じゃあね、おばさん。ありがとう。行ってきまーす」

きゃー。しかも恋人つなぎなんですけど!
きゃー、親の前で駄目だ、恥ずかしくて嬉しくて死ねる。

「ありがとうございました」
「ありがとうございましたー」

皆が次々に御礼を言って草履履く中、私だけ顔を上げられなかった。

「行ってきます」


うわー。

どうしよう。

ソラ君背が高いし、


「ほ、保護者とか、兄と妹って思われないかな」


やっぱりお団子の方がまだ良かった?


嬉しいのに、変な汗を身体中で掻きながら、不安が襲ってくる。


「なんで? 俺はあゆが超可愛く見えるから他人がどう見えてても気にしないけど?」


「ソラはそーゆう所は天然だよな」

「でも女の子の趣味はいい」