世界で一番ソラに恋した。




多分、明日はもっと好きになってるんだろうな。



「私、小さいから、ソラ君の気持ちに届くにはうんとうんと背伸びしなきゃ届かないけど、でもきっと隣に寄りそえるように頑張るよ。こんなお天気の日の雨なんて、私が追い払ってあげる」


皆に好かれてて、人望があって、頭も良くて、サッカーも上手くて、

控え目な笑顔が格好良くて、私に差しのべられた手が大きくてドキドキする。




「ソラ君の秘密って、サッカー部の皆は知ってるんだね」

「ん。あいつらは本当の友達だからさ」

「ソラ君の人柄のお陰だろうね。私も絶対にソラ君を悪く言う人が居ても、もう信じられないもん」

自分で言っていて、何だか照れくさくなって起き上がってからちょっとだけ距離を取った。


「あゆ」

不意にソラ君が泣きだしそうな、かすれた声を上げる。