……………――――― 時々、沈黙が教室を襲う 私の目の前には坂井くんと平川の姿。 「で…ここは、この方式を使って……槇村さん聞いてます?」 「…あっ、はい…聞いてます聞いてます」 本当は坂井くんの声がちっとも頭に入ってこない 1人、黙々と本を読む平川が気になって仕方ないのだ。 ようやく…複雑な勉強会も終わり 私達は下駄箱に向った