「で?結菜ん家どこ?」 「えっと…3丁目の…て!! あんた人の家まで付いてくるつもり」 「当たり前だろ?彼女を家まで送るのは彼氏の役目だし?」 「結構です!!!家まで来られても凄い迷惑なんで……」 私は握られた手を離そうとすると ギュっと強く握られてしまった。 私は、手を離そうとブンブンと上下に振ったり、左右に振ったりしていた。