俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

その音の大きさに、その場にいた全員がビクッとをわせる。


『なんで、俺が姫ちゃんと結婚すんの?』


え……。


イヤそうな顔で、雄くんがあたしを見ている。


どうしてそんな顔をするの?


あたしの知ってる、いつもの優しい雄くんじゃない。






『そんな言い方しなくても。こんなにかわいいお嫁さんなのに』


葵ちゃんが、申し訳ななさそうにあたしを見る。


『んー、でも。葵ちゃんの方が絶対かわいい』


その言葉に、葵ちゃんの頬がポッと赤くなった。