俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

真剣に話してるかと思えば、これだ。


ったく、コイツの適当さかげんにあきれる。


「バカ言うなよ、それはムリ。アイツが兄貴にコクるまで待つつもり……」


「指くわえて待ってたって、手に入らねーぞ。兄ちゃんのあと? 

お前、マジでそれでいいのか?」


「そういう言い方されっと、ムカつくな」


「だろ、だったら行け。姫のちゃんの気持ちを……レオが変えてみろよ」


「それができないから、悩んでるんだろ」







恋愛に適当な泉が、どういうつもりでこんなことを言うのか理解できない。


いつものコイツなら、ひとりにせずに



さっさと他の女に行けよって言ってるはず。



「恋愛を語るなんて、お前らしくないな」



思ったことを言うと、泉がニヤリと笑う。



「らしくないのは、レオだろ? なんか、守りに入ってるお前ってダセェ」