俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

「なに言ってんだよ、一番じゃねーよ」



「あ、一番じゃないけど人気者なのは認める?」



イタズラっぽい笑みで、俺の顔を二度見する。「そーいう意味じゃねーけど。べつに一番とか、どーでもいい」


「とにかく! 姫ちゃんの一番になれば、それでいーよな。レオなら大丈夫」


「言うのは簡単だよな。姫乃にコクッたら、確実にフラれる。

それが怖いから……できない」






今まで誰にも隠していた気持ちを打ち明けたら、少し胸がスッとした。



たとえ、それが泉であっても……。


「そうだな、好きならなおさらだよな」


「ああ」



からかわれるかと思えば、そうでもなかった。


コイツ、案外いいこと言うな。


ホッとしたのもつかの間。



「いい機会じゃん。となり同士なんだろ? 夏休み中にモノにしろ」


……は?