姫乃をこの場でギュッと抱きしめたい衝動にかられる。
だけど絶対に、実行しちゃダメだ。
「できるだけな」
「うん。だって、レオがいないと……」
あ、俺がいないとさびしい?
ドキッとしながら姫乃の言葉を待つ。
「ゴキブリが出たとき、退治してもらえないから。
バスケ部は夜も残って練習するって聞いたし、雄くんは部活で遅いんだよね?」
……俺はゴキブリ退治専門か!
「まー、そだな。早めに帰るようにする」
「よかった〜。最近よく出るんだよね。もう、怖くって。ウチ、お父さんも今日、出張でいないの」
「へー……えっ、マジで?」
「うん」
ってことは、兄貴が戻るまで姫乃とふたりっきり……。
だけど絶対に、実行しちゃダメだ。
「できるだけな」
「うん。だって、レオがいないと……」
あ、俺がいないとさびしい?
ドキッとしながら姫乃の言葉を待つ。
「ゴキブリが出たとき、退治してもらえないから。
バスケ部は夜も残って練習するって聞いたし、雄くんは部活で遅いんだよね?」
……俺はゴキブリ退治専門か!
「まー、そだな。早めに帰るようにする」
「よかった〜。最近よく出るんだよね。もう、怖くって。ウチ、お父さんも今日、出張でいないの」
「へー……えっ、マジで?」
「うん」
ってことは、兄貴が戻るまで姫乃とふたりっきり……。


