俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

「カバン……これじゃ、マジメかなって」


「は? それでいんじゃね? 俺の荷物入れて」


そう言って、ポケットから出したカギとお財布とスマホを渡された。


「えっ……どうしてあたしが?」


「お礼に、学校まで送ってやるよ」


「いいよ、レオは補習ないよね?」


あたしとちがって頭がいいから、テストも高得点で、補習組じゃないはず。


「そーだけど。ダチと遊びにいく約束してんの。

帰りはソイツの自転車に乗せてもらうから、これウチまで持って帰って」


レオはそう言って、自分の自転車を指差した。







あ、そういうこと。


それだと、学校に置いたままになっちゃうもんね。


「わかった。だったら、乗せて」


「いーよ」