俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

どうして好きなのかって言われても、好きだから仕方がない。


「好きに、理由なんてない……」


「ふーん。あえて言うなら?」


「優しいし、カッコいい……」


「あっそ」





あきれた声を出したあと、レオは自転車をこぎだした。


体育館横の駐輪場まで移動する途中、雄くんたちの横を通りすぎた。


そのとき、先輩女子と雄くんの会話が聞こえてきた。


「レオくんと一緒にいた子、誰?」


「さぁ? 見たことないなー……アイツ、ナンパでもしたかな」


ええっ!?