俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

……だけど、あたしが姫乃だって言って、引かれたらどうしよう。



少しの間、迷っていると……。









「兄貴—っ、呼ばれてる」



突然、遠くからレオの声がした。



向こうからレオが走ってきて、それを見た雄くんがあたしに背を向けた。



「雄くんっ」



「なに?」


「あの……あたし……」



緊張してうまく話せずにいると、雄くんがグッと顔を寄せてきた。



ドッキーン!