俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

レオってすごい。


あたしなら、この輪の中に入るのは不可能だよ。


当の雄くんは、他の女の子と会話していてこっちには興味なさそう。


「レオくん。その子、彼女? めずらしいね、女の子と一緒に登校するなんて」


先輩のうちのひとりが、不思議そうにレオを見ている。


レオは訂正するでもなく、ハハッと笑うだけ。






どうして訂正しないんだろ。


あたしが彼女なんて、カンちがいされたら困るよね?


けど、あたしの口から言うわけにもいかなくて黙っていると、レオがあたしの背中をポンとたたいた。