俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

「とりあえず、帰るまでここで寝てろ」


ぶっきらぼうに言ったあと、あたしに背を向ける。


「もう、大丈夫……」


起きあがろうとすると、レオが振り返った。


「ムリに動くなって。腹減った? 弁当、教室から持ってこよーか」


「お腹空いたからじゃないよ!」


「ウソつけ。もーすぐ腹鳴るだろ」


あたしのよく知っている、イジワルな顔でククッと笑う。







「鳴らないってば! 失礼だなー、もう」



ベッドに座り、あたしからも笑みがこぼれた。



ずっと、レオのことをムシしてたから……話すのは入学式以来。



だけど、違和感なく笑い合えた。



「昼飯、俺もまだなんだ。弁当取ってくるから、ここで一緒に食わね?」


「ええっ、どうしてレオと一緒に!? いいよ、たまちゃん呼んできて……」