俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

今日のあたしが達成すべき目標……。


それは、雄くんにこの姿を見てもらうこと。


以前とはちがう……変貌を遂げた、あたしの姿を見てもらいたい。


「行く……お願いします」


「らじゃー」


楽しそうな口笛が聞こえたかと思うと、


女の子たちのすぐそばでブレーキの音を響かせながら、レオが自転車を急停止させた。






ーーキキーッ!!


「きゃーっ、あぶないじゃない!! ……っと、レオくんだったの? も~驚かせないで」


鬼の形相をしていた女の子たちが、レオの顔を見たとたん満面の笑みになる。


大人っぽいから、もしかしてみんな先輩かも。


「先輩たち、オハヨ。ちょっと、兄貴に用事あんだけど、いい?」