俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~

真うしろからそんな声が聞こえてきて振り返ると、


ふたつにわけた三つ編みにメガネをかけた、



切れ長の目の女の子が、ステージを見て目を輝かせていた。


周りの子たちとは少しちがう、なんだかのオーラをわせている。


そう……それは、いわゆる地味子。






少し前のあたしを見ているようで……


なんだか他人には思えない。


「やっぱ、やめ。向いてない」


誰とも会話していないところを見ると、どうやらひとりごとみたい。


そのままじっと見ていると、目が合った。


わっ。