「え??え??ちょっ?!え??」

俺は必死に受けようとした

ドンッ

あれ…意外と軽い…

おれは尻餅をつく

「あ、あの、あそこ危ないので、登らない方がいいですよ、今回、大惨事にならなくてよかったです、お願いですからもう二度とあんなこ…」

「…んで」

「え?…」

「なんで受け止めたの」

「なんでってそりゃぁ…」

「なんで受け止めたの、あなたがいなかったら私は死ねてたの…あなたがいたから私まだ辛い人生歩むことになるじゃん!なんで、なんでなんで受け止めたのこんなことならなんであなたなんかいなかったら…私なんてもうこの世にいらな…」

俺は思わずこいつを抱きしめた

「なによ…はなしなさいよ…私はもう誰からも愛されないの!高橋が、高橋が。いなければ、あの高橋がいなければ、私は玲夜と結婚できたの!どう…し…て…」

しまいには泣きだしてしまった

ん?高橋?

「あの…高橋って…」

「高橋美玲だけど?」