『柊木…梨桜菜』 私は、少し遠慮がちに言った。 『梨桜菜か…いい名前だね』 『ありがとう』 彼の優しさにやっぱり涙が出そうになる。 『梨桜菜は泣き虫なんだね』 ニコニコと笑い続ける彼。 『雨宮様の前だからっ、安心しちゃうのっ』