無性に喉が渇き息切れがするのです。彼はまさかと思い 次の歌を詠みました。 「この世をば 我が世とぞ思う望月の 欠けたることのなしと思えば」 あまりにも有名なこの歌は、これはまさに下り坂の始まりでした。 満月はそうもう後は欠けていくしかないのです。