柏木は黙って聞いています。 「それに引き換え孫のほうは調子もんの尻軽で 能天気や。自分も周りもそう認めておりゃあそれが 一番幸せかもな。なまじっか真面目ぶると自分も みんなも傷つく。中途半端が一番いかん薫のように」