一通り、俊と今日の告白の話をする。
「最低な後輩だねぇ…」
「俺を見てそれ言うな。」
ニヤッとした涼は、萩弥の腕を掴んだ。
キョトンとしている萩弥。
「いい考えあるんだけどね。」
「なんだよ…」
少しだけ照れている萩弥。
ヒソヒソと耳打ちする涼。
「学園祭に告白させる?」
「そうそう‼︎
モアイもね自覚はしてないけど、
俊のこと絶対好きだよ‼︎」
萩弥は、頭を掻いて悩んでいる。
悩んでいる萩弥の前で
合掌して協力要請をしている涼。
「ほっしーときっくーにも、
ちゃんと聞いてみてからな。」
面倒くさそうな顔をして、
萩弥が携帯開いた。
