舞子は、もう耳にイヤホンをして
音楽を聴いている。

自由すぎる舞子だ。

「萌空〜?
いつまで、凹んでいるの〜?」

いじけている萌空を見て、
言葉をかけるが
グチグチ何かを言っている。

「はぁ…いいから、話して〜」

面倒くさがりの友実は、
机に顔を伏せて
足をプランプランしている。

この体制は、面倒くさい証拠だ。

「まぁ、説明しましょう‼︎」

立ち直った萌空は、
部室にあるホワイトボードに
文字をスラスラ書いていく。

「ではっ‼︎
第一回ぼっち同盟活動説明会をします‼︎」

・・・・・。

無言で無視だ。