何気酷いような酷くないような。

「「「「黙っとけば完璧。」」」」

同じセリフを揃えた4人。

セリフが被った事は、
誰も知らなかった。

「ね。売店いかない?」

「いいよ。」

涼と萌空は、テントの中でお休み中。

友実と舞子だけで、売店に向かった。

「これ払ったって…」

「嘘つけ‼︎」

売店からは、喧嘩の声が聞こえる。

恐る恐る近寄る2人。

ただ、カキ氷買いに来ただけで
こんなのに巻き込まれるなんて御免だ。

そんな事を思っている2人。

「とーも。帰ろ?」

「えっ…でも。あの人達って…」

よく見たら、俊達一行だ。