世者と死者の恋物語

「ずっと前から俺、千尋の事が好き」

純は、紅潮させた顏を隠すようにしたにうつむく。

ードキ…

千尋の心臓は、少しずつ高まってゆく。

「冗談」

千尋の言葉を遮るように純は少し大きな声で

「だと思うか⁉︎」

と言った。

「純…」
「っ…俺いつもお前が、他の男子と話していると嫉妬する…だから、お前にイタズラをして他の男子から引き離してたんだ…」

そ、そんな事言われても…突然過ぎてどうしたら良いか…

「なぁ…千尋、俺とつき合って」
「ふぇ⁈」

「どっち?」
「ぅ…」