『あの時、君は……』






俺は呆れた。そんなの……

「……俺にしがみついてろ!」
「え……いいの?」
「あぁ」

そう俺は言うと素直に瞳は俺の体に手を回してきた。

背中で瞳を感じる……
内心……超嬉しい!!!
うわー……このまま時間止まってほしいなー……

淡い恋心にじーんと、何かが広まった。
なんつーか、俺の心の中のオアシスだ。

「……ねぇ、彰……」
「えっあ、ん? 何?」
「……自転車、早く出発させない……?」

……あ……
えっと……
そうあまり幸せは続かないのな……

「……ごめん……」

俺は地面を蹴って、自転車を走らせた。