『あの時、君は……』

着いた場所は、ピアスの専門店だった。
思わず俺の方が目移りしてしまう。

「うわー! 瞳ピアス付けてないよな? なんでこんな所に来るんだ?」
「それは、お楽しみ!」

瞳は、自分だけ先にレジの方に向かった。
俺はそそくさとピアス物色を始めた。

普通の耳のやつから鼻ピから腹につけるの、男のブツにつけるピアスまであった。
日頃学校の先生にバレないように透明しか付けない俺にとって、興奮する品ばかりである。

やべー! 俺ここ今日から通おう!

そんな事を思っていると、瞳が俺の所に近付いて来た。