『あの時、君は……』

「ありがとうございましたー!」

鞄を買うと、瞳はしっかり鞄を持っていた。

「誰も盗んだりしないから、そんなことしなくてもいいだろ?」
「えへへ……」

瞳の笑顔は、今日はいつも以上に輝いていた。

「にしても……時間あいちまったなぁ……」

俺は携帯の時計を見て言う。
15時。
まだ帰るには早い。

「あ、彰……もう一ヶ所よりたい所あるんだ……」
「ん? どこだよ」

俺はそのまま瞳についていった。