『あの時、君は……』


俺はこうして今、瞳と話しているのにそんな当たり前なことがが出来なくなる。会えなくなる……

……そんなの想像できない。

やっぱり瞳……本当にいなくなっちゃうのかな……

「……ねぇ、彰聞いてる?」
瞳が俺の顔を見つめていた。
「……え?! うん!! それで? 何買うんだっけ?」

焦っている俺に瞳はため息をついた。

「だから……鞄が欲しいの」
「……カバン?」