それからどこを歩いたのか・・・

ただ気がついたら高台にいた

目の前の綺麗な景色に目を奪われる

なんて感動的な風景だろう

初めてここから見る朝日が昇る瞬間

なんだか無性に叫びたくなった

「っ~~‼あぁぁぁぁ~~‼バカぁぁ~~っ」

「うわぁ!?」

何!?

桜の木から何かが降ってくる

・・・人だ!!

とっさに受け止めようと木の下に走る

狙い通り私の上に落ちてきた




思えばここで動いた事が運命の別れ道になったんだ




          天音side   end