「誰ですか?」
私は不思議そうに男性を見上げた




「ほうやなぁ、始めてやってんな。俺は谷倉伸司って言うんや、よろしゅうな」


そう言うと、まじまじと私の顔を見る



「何ですか?」
私は不審な顔で見つめる



「いゃ、君みたいのもいるねんな(笑)」
そう言うといきなりケラケラと笑だした



「何なんですか!いきなり‼凄く不愉快なんですけど‼」

本当に不愉快‼



「自主連ノートなんて作るねんな(笑)」


そんなの私の勝手でしょ‼



「だって…。」
だって、もっと強くなりたいんだもん


私は心のなかで言う



「ん?、なんか言ったか?」


「何でもありません!」
笑顔でそう言うとその場を去った私