「おっ、いいじゃん♪似合ってんじゃんか、それ♪」 一輝は、アゴでデート服を差してきた。 「……そう?」 「オレがお世辞を言う弟に見える?」 「……全然」 「だろ?ハハハッ!」 「あ、ありがとう……」 弟に見せてもこんなに照れ臭いのに…… 私、ちゃんと後藤先輩に見せれるかな?