三回目のデート



「……兄」

「っ!わぁーーっ!!」


 バッと起きあがった。

 ビッ……ビックリしたぁー。

 ぬっと見下ろしてきた南琉が、視界に入ってきた。

 無表情だし、ちょっとだけ『(霊が)出た!』と思って、ゾクッとしてしまった。

 もしかして……また背後霊になってたんじゃ……今度はいつからいたんだ?って、もういいや。訊く気力もない。