「……兄」 「っ!わぁーーっ!!」 バッと起きあがった。 ビッ……ビックリしたぁー。 ぬっと見下ろしてきた南琉が、視界に入ってきた。 無表情だし、ちょっとだけ『(霊が)出た!』と思って、ゾクッとしてしまった。 もしかして……また背後霊になってたんじゃ……今度はいつからいたんだ?って、もういいや。訊く気力もない。