「せっ、先輩っ!今のはそのっ……」 早く言い訳をしないと、明日恥ずかしくて会いづらくなっちゃう!でも、何て言えば…… 『……俺も』 「……え?」 俺も? ベッドから、そっと顔をあげた。 『俺も早く……映見に会いたい』 「せ……先輩……」 わ……これって…… 言ってよかった……ってこと? 果奈じゃないけど……キュンキュンする……。 「……」 『……』 電話にもかかわらず、二人して無言になった。 ふと、持っていたケータイが、急に手からスッと離れた。