心臓が張り裂けそうな中…… 先輩の名前をシミュレーションした。 そして……口を開いた。 途端…… 果奈のぶりっこが 脳裏を過った。 「っ……た…………崇っ…………」 「……っ、映見」 「キスしてっ…………」 「……………………え?」 「……………………え?」 空気が、一瞬凍りついた。 なんか血が、サァー……っとひいた。 そっと見上げると、 先輩は……顔が真っ赤に……。 ウソ…… 今……私……『好き……』じゃなくて…… (キスしてっ……) 「ーーーーっ!!」 キ、ス、し、てぇーーっ!?