「しかしコレ、上手すぎだろう。プロ並じゃ……ん?」 何だ?……この、髪飾りが刺さっているところの頭……。 不自然にボコッとしてないか? まさか……コブ?いや、なんか違うな……コブにしては変に平たく膨らんでるし……。 「映見……ちょっと止まって」 「え?あ、はい……」 俺はその場で足を止めさせて、頭の不自然な部分を触ってみた。 すると、頭ではあり得ない『カサッ』という感触が……。 な、なんだコレ。