【完】幼なじみの甘い独占欲。



わたしの手を引いて立ち上がらせてくれて、スカートについたホコリまではらってくれた。


い、良い人…っ。



「あの、ありがとうございますっ…」


「あれ?泣いてないじゃん。てっきり酷いこと言われて泣いてるんだと思った」



ポカンとした顔でそう言われ、首を傾げる。


確かに、悲しかったけど…自業自得だもん。

春野さんたちの言う通りだ。



「わたしがこんなだから、何言われても仕方ないんです…」



地味で取り柄のないわたしが晴ちゃんの隣にいるのを、おかしいと思われるのは当たり前。