「え、えっと…文化委員がいやなのか…?」 沈黙を破るように、先生が苦笑いでそう言った。 「文化委員もいやだし、どーでもいい女とやらされるのも無理。委員入るなら心とじゃなきゃやらない」 は、晴ちゃん…っ。 今度こそ、誰もが口を閉ざして何も言えなくなってしまった。 春野さんは、顔を真っ赤にして肩を震わせている。 当たり前だ…さすがに言い方が…。