「…バカ。警戒心無さすぎ。男と一緒に寝てるくせに、んな安心しきった顔してんじゃねーよ…」



全く、困ったお姫さまだ…。


つーか、これ生殺しだろ…。


朝までこの地獄が続くのかと思い、一刻も早く眠りの世界へ行こうとした俺だったが、結局その日は一睡も出来なかった。